ボトックス療法(治療開始まで)

HANDS療法のことを知ってから現在の通院先に電話して診察に行ったところ、現在の主治医に出会いました。

「HANDS療法をうけたい」ということを伝えましたが、「当院で行う治療法はHANDS療法とは違い、ボトックスという薬を使います。来月承認予定なので保険がきくようになりますが、国内での症例がない状況です。必ずよくなるとは言えませんが、やってみますか?治療を始めるには、習慣の入院が必要になります。」ということを言われました。


もちろんお願いしたかったのですが、既に復食しており有給休暇が残っていなかったため、「会社に相談しています。」ということでその日は帰りました。

その後、上司と人事部長に相談し、2週間の休みをもらえることとなったので入院して治療を始めることとなりました。結局入院したのは、2010年の11月下旬となりました。入院後、すぐにボトックス注射!なお、私はこの病院での患者第1号でもあります。

1回目の注射は、先生も私も大変でした。自慢じゃありませんがおデブ体系のため、表面筋電図で注射を討つべき位置が特定できない。やむを得ず、針筋電図という飛び道具が登場してきました。

この器械れは筋電を拾うために針を刺すのですが、1度の測定に2回針を刺してから場所を確認するという鬼のような処置でございます。数回刺されました…

後に先生から聞いた話では、ご自分でもやってみられたらしく、「あんな痛い処置は患者さんにはできない。」と言われていたそうです。私、やられたんですけど…

 

 

2019年08月16日